ORIGINAL LEARNING ARTICLE 11
わからない問題を質問に変える方法
「わからない」で止めず、どこまで分かったかを整理して質問を作ります。
この学習の目的
すぐに答えをもらうのではなく、自分が試したことと困っている場所を言葉にします。質問することを再挑戦の一部として、次に自分で進めるための手がかりを残します。
準備するもの
- 分からない問題と教科書
- 途中式や考えを書いたノート
- 質問の型を書いたメモ(分かったこと・試したこと・困ったこと)
- 質問できる先生・家族・学習相手
進め方
分かっている部分に印を付ける
問題の条件、知っている言葉、できた計算などに印を付けます。全部が分からないのではなく、分かる部分を先に見つけます。
止まった場所を特定する
問題文の意味、式の立て方、計算、英語の文法など、どの段階で止まったかを書きます。問題番号だけでなく、行や式も示します。
一つの方法を試す
図を書く、例題を見比べる、単語の意味を調べるなど、短い方法を一つ試します。試した結果と、うまくいかなかった場所を残します。
質問を一文にする
「ここまでは分かりました。○○の式になる理由が分かりません」のように、分かったこと・試したこと・困ったことを一文にします。
答えを次の問題で試す
教えてもらった手順をそのまま写さず、似た問題で使ってみます。できたか、まだ迷うところはどこかをメモすると質問が学びに変わります。
具体例
例:分数の計算で止まったとき
「分数の足し算が分からない」ではなく、「通分まではできましたが、分子を足す理由が分かりません。分母も足すのかを確認したいです」と書きます。説明を聞いた後、似た分数を一問解いて、同じ手順を使えるか確かめます。
よくある失敗と工夫
- 「全部わからない」だけで終わる分かった条件や試した方法を一つでも書くと、答える側が説明する場所を選びやすくなります。
- 試す前に答えだけを求める例題との違いを一つ探すだけでも構いません。短い試行を残すと、説明を聞いた後に自分で再現しやすくなります。
- 教えてもらった内容を記録しない図やキーワードを一つ残し、似た問題で試します。すぐにできなくても、次に質問する場所が明確になります。
確認チェックリスト
- 分かっている条件や手順に印を付けた
- 止まった場所を問題文や式で示した
- 自分で一つの方法を試した
- 質問を一文にまとめた
- 説明を似た問題で試した