ORIGINAL LEARNING ARTICLE 09
社会の疑問を調べてまとめる方法
疑問を小さくし、複数の資料を比べて、自分の言葉で整理する手順です。
この学習の目的
検索結果をそのまま写すのではなく、何を知りたいのかを決め、資料の出どころと日付を確認します。複数の資料を比べ、事実と自分の考えを分けて書くことを目標にします。
準備するもの
- 教科書や学校の資料集
- 図書館の本や公的機関のウェブサイト
- 問い・出典・分かったことを書くノート
- 調べた日付を記録する欄
進め方
疑問を一文にする
「地域について調べる」ではなく、「なぜこの地域に工場が多いのか」のように、場所・時代・理由を絞ります。教科書の見出しから問いを作っても構いません。
調べる言葉を二つ以上考える
地名だけでなく、「地形」「交通」「産業」など関係しそうな言葉を足します。検索を使うときは、保護者や先生と安全な使い方を確認します。
資料の出どころと日付を見る
誰が作った資料か、いつ作成・発行・更新されたかを確認します。公的機関・学校教材・図書館の本など、目的に合う資料を少なくとも二つ比べます。
事実と考えを分けてメモする
資料に書かれている数字や説明は事実、自分がそこから考えた理由や感想は考えとして別の欄にします。文章をそのまま長く写さず、短い要点にします。
出典付きでまとめる
最後に資料名、作成者や機関、ページまたはURL、調べた日を記録します。分からない点は「まだ確認できていない」と書き、推測で埋めません。
具体例
例:地域に川沿いの工場がある理由
問いを「なぜ川沿いに工場が集まったのか」に絞り、教科書と自治体の資料を比べます。昔の運送方法や水の利用について共通する事実を抜き出し、その後に「運ぶことと水の利用が関係したと考えた」と自分の考えを書きます。資料名と調べた日も残します。
よくある失敗と工夫
- 検索結果の文章をそのまま貼る大切な言葉を自分の短いメモに置き換えます。引用が必要な場合は範囲を明示し、出典を残します。
- 一つの資料だけで決める資料の目的や更新時期によって説明が違うことがあります。二つ以上を比べ、違いがあれば理由を考えます。
- 事実と感想を混ぜる「資料に書かれていること」と「自分が考えたこと」を見出しで分けると、読み手に伝わりやすくなります。
確認チェックリスト
- 疑問を一文の問いに絞った
- 調べる言葉を二つ以上考えた
- 資料の作成者と作成・発行・更新時期を確認した
- 事実と自分の考えを分けた
- 資料名・URL・調べた日を記録した